けものフレンズ「たつき監督降板騒動」私的まとめ
- 株式会社KADOKAWAとヤオヨロズの「協議」はどこへ?
- 2017年12月27日更新
- 『「けものフレンズ」映像化プロジェクト』における問題点
- 2018年2月21日追記:ページが移動しやすいので魚拓
- 「ヤオヨロズが8月に入った段階で辞退」
- 「『作品の無断利用』と『事前の情報共有』」
- ネットを飛び交う「けものフレンズ」怪情報
- 「のけもの」にされたファンたち
- ファンは何をすべきか?
- Save Japari ParkとACA行動
株式会社KADOKAWAとヤオヨロズの「協議」はどこへ?
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
— たつき/irodori ティア@一般参加 (@irodori7) 2017年9月25日
2017年9月25日。爆発的な大ヒットを記録したアニメ「けものフレンズ」の監督であるたつき氏が、自身のTwitterにて事実上の降板を報告した。
突然すぎる発表にTwitterやネットは大騒ぎとなり、「けものフレンズ」のファン(通称フレンズ)である筆者も、ショックのあまり2日も眠れなかった。
その後「けものフレンズプロジェクトA」名義で、「たつき監督が降板させられた理由」が発表されたが、その内容は矛盾に満ちていた。
降板を告げる本人のツイートから始まった「たつき監督降板騒動」は、各所へ飛び火し、とうとう株式会社KADOKAWA*1と製作会社ヤオヨロズ*2によるトップ会談まで至ったのだ。
しかし協議が長引いているのだろうか、たつき監督による衝撃的な発表から3ヶ月が経ったが、未だに続報はない。
2017年12月27日更新
今回はお騒がせをしまして誠に申し訳ございませんでした、皆様を不安にさせてしまった事をお詫び致します。最終的な報告になりますが、2期を外れる事に関しては覆りませんでした。井上専務と共に皆様のご期待に応える為、精一杯取り組んで参りましたが、力及ばず大変申し訳ございませんでした。
— 福原慶匡 (@fukuhara_ystd) 2017年12月27日
非常に残念ながら、交渉は失敗に終わったようだ。
あの素晴らしいけものフレンズ第一期を作った、たつき監督と彼を支えたスタッフに御礼申し上げます。
「さっさと見切りをつけて、次のアニメに移ればいいじゃん」という声が聞こえてくるが、「深く一つのアニメを愛するファン」にとっては、見過ごせない問題なのだ。
自分たちの愛するアニメを作り上げた監督が理不尽な理由でクビになり、とても大きな爪痕が残ってしまった。
また不幸にも、第13回けものフレンズアワーにて、騒動の渦中にあるヤオヨロズの親会社「ジャストプロ」所属の声優である小野早稀氏に、今回の騒動に関する声明文を発表させる事態が発生し、謝罪文ではなかったものの、またもや炎上する流れになった。
そしてTwitterを見ていると、けものフレンズに関する新たな話題が次々と飛び交っている。
(2017年12月25日追記:「決してみんなが騒動を忘れた訳でない」というコメントを受けて、「たつき監督降板騒動を忘れたかのように」という表現を修正)
たつき監督の手がけたアニメ「けものフレンズ」を気に入ったファンは、決してこの騒動を忘れた訳ではないと思うが、情報の流れる速度が早く、そして熱しやすく冷めやすいSNSでは、たとえ「たつき監督降板騒動」についてつぶやこうと、すぐ他の情報によって押し流されてしまうのだ。
そこで筆者は、一連の騒動についてネット上に残りやすいブログの記事として書こうと決めたのだ。
まず初めに、この記事では「何故たつき監督は降板させられたのか?」について述べる。
そして次の記事では、「たつき監督の復帰」「『たつき監督降板騒動』の真相解明」を目標に活動する国際的な非営利団体「Save Japari Park(通称SJP)」の紹介、
SJPが推進する「ACA行動」という、「クールジャパン」を推し進める文化庁などに、「たつき監督降板騒動」のような日本で芸術的なクリエイターが不当に扱われている現状を説明し、改善を求める要望書を提出するアクションについて取り上げていこうと思う。
生まれて初めてAEDを使った話
これは練習ではない
実は筆者、エスカレーターから人が転落するのを見てしまったり、道ばたに人が倒れている*1のを発見して、救急車を呼んだことが何度かある。
また10年近く前、自動車教習所へ通っていたときに、心肺蘇生法の授業でAEDの使い方を学んだ覚えがある。
だが人形ではなく、実際に目の前で倒れている人にAEDを使うなんて初めてだった。
この記事では、特定防止とプライバシー保護のため多少のボカシを入れつつも、某月某日の某スポーツジムで起きた「実話」を述べていこうと思う。
- これは練習ではない
- ジムで起きた悲劇
- 「AEDを持ってこーい!」
- 突然死は怖い!
- 救命講習を受けるべきか?(まとめ)
【妄想】「オープンあにめプロジェクト」
- 「たつき監督降板騒動」
- 2017年12月25日追記
- ライセンスについて
- どのCCライセンスがよいか?
- どうやって企画を進めるか?
- ひと集め・カネ集め
- 企画会議
- どこに公開する?
- 実際の制作
- プロジェクトの不安(まとめ)
「たつき監督降板騒動」
実は、この記事を書いている現在、とある深夜アニメが炎上中である。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
— たつき/irodori (@irodori7) 2017年9月25日
社会的な現象を起こしたアニメ「けものフレンズ」を作った、たつき監督が
なにかしらの理由により降板した(させられた?)らしいのだ。
少なくとも私には、我々ファンの知りようがない、「『クローズドな環境』で企業同士がもめている」ように、感じた。
そのため、はてな増田ダイアリーやTwitterでは、自称関係者による様々な立場から書かれた怪文書が飛び交い、2chなどでは事態の沈静化を計る工作員*1が紛れているという噂が流れる始末。
とにかく、「いったい何がどうなって、アニメの功労者である監督が外されたのか」という意志決定のプロセスが不明だ。
2017年12月25日追記
この「たつき監督降板騒動」について、自分なりにまとめた記事を公開しましたので、こちらも併せて読んでいただけると幸いです。
#たつき監督降板騒動 から思うに、我々の知りようがない遥か雲の上で内ゲバが起きているらしいので、そこら辺も含めてすべてオープンな
— aoven@真空管のフレンズ (@aoven) 2017年9月30日
「オープンあにめプロジェクト」的な企画が生まれたらいいなあと思ったり。
そこで、そういう「クローズドな大人の事情」のせいで大切なアニメ作品が台無しにならないよう、そしてファンも制作に関われるようなアニメを考えた結果、
アニメの企画会議から使用したあらゆるデータまで、なにもかもがオープンな
「オープンあにめプロジェクト」
というのを考えてみたのだ。
想定している作品の規模は「単発作品」で、公開先はYoutubeなどのネット配信を考えている。(後述)
ただし、このプロジェクト構想は、とあるオタクの閃きと妄想であり、物事の正確性などについては、「一切保証しない」。
*1:「パターン23」などと呼ばれる
ドメイン代を払い忘れて自分のブログをふっ飛ばした話
【悲報】https://t.co/HP5fytIkXEのドメイン更新をサボってマイドメイン喪失
— aoven@PENTAX道はじめました (@aoven) 2017年7月23日
仕事じゃなくて良かった…((((;゚Д゚)))))))
Project Blue Lμnchとは、project-bl.comというドメインで細々と運営してきたブログである。
大昔に作っていた個人的なホームページ(魚拓参照)から発展して、
パソコンやスマホなどで孤軍奮闘したり、衝動買いしたガジェットのレビューを記したブログだったが、自分の大ミスにより閉鎖する羽目になってしまった。申し訳ございません。
その原因は、独自ドメイン代の入金ミスだった…。
続きを読むポータブルRAW現像環境構築計画
兼・Macデビュー計画?
つい昨年末、色々あってPENTAX K3-IIというデジタル一眼レフを手に入れた。
スマホやデジカメとは違う、自由自在な撮影が出来てとても楽しい。
さらにRAW画像形式で記録してLightroomやPhotoshopで加工すれば、より良い作品が仕上がるらしい。
是非とも挑戦したいが、そのためには最新のパソコンや高性能なディスプレイが求められる。
特に高性能なディスプレイは、それだけでハイエンドなパソコンが一台買えてしまう。
しかし2017年夏に新製品が発表されたMacなら、最新のパソコンと高性能なディスプレイが一度に手に入って、お得だ。
また筆者は前からずっと、サブマシンとして使えるコンパクトなノートパソコンが欲しかった。
その両方を満たすのが、「Macbook」なのだ。
2017/08/16追記
「RAW現像もできるノートパソコン」に焦点を絞った記事を、別のブログにて書きました。こちらもご覧くださいませ。
2017/10/15追記
コストパフォマンス的に、MacBookが「RAW現像もできるノートパソコン」として良さそうだったので、それに絞った記事を書きました。
こちらも、ご覧くださいませ。
続きを読む
人間になりたがったサーバル
劇団四季の子ども向けミュージカルの一つに、「人間になりたがった猫」という話がある。
人間に強いあこがれを持つライオネルという飼い猫が、飼い主である魔法使いの老人に口答えした結果、罰として人間に変身させられ、2日間限定で街へ追放されてしまう。
しかし人として過ごしていくうちに、人のすばらしさを知り…という話だ。
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TVアニメーション「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」Blu-ray BOX
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人ならざる者が人間に近づいていく話は、古くはディズニーの名作ピノキオ(女神様に命を吹き込まれた木の人形)から始まり、最近だと「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」(替えはいくらでもある*1超兵器にAIが覚醒)がある。
そして今回のお題は「けものフレンズ」より、動物側の主人公、サーバルちゃんである。
記憶喪失に悩む、かばんちゃんと行動を共にして、かばんちゃんの正体(おそらくホモサピエンスであろう)について探す旅物語である。
フレンズ化という謎の作用*2で、人の姿とある程度の知性を得たが、ほかのフレンズと同様、ケモノ的要素を色濃く残しているのだ。
あまり長いこと走れなかったり、「透明な容器に入った地図」を取り出せなかったり、「円状のモノ(ハンドル)を握って回す」という動作を知らなかったり、火をとても恐れたり…と。詳しくは、「本しゃぶり」さんが、以下の記事の前半で考察されているので、そちらに譲る。
だが、衝撃的な出来事が起きた。それが最終話「ゆうえんち」である。
以下ネタバレ注意
- 野性解放の瞳の描写
- 「野性」から解放されたサーバルちゃん
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