田舎者からみた「東京」
はてな界を覗いてみると、「都会がいい!VS田舎最高!」の対立がたびたび話題になる。
私は、生まれも育ちも職場も岡山県のド田舎である。
幸い、去年と今年に立て続けに3回も東京に行ったので、その時の感想を述べようと思う。
因みに、「田舎は相互監視が強くて生きづらい」とか、仲間由紀恵さんと阿部寛さんが主演したドラマ「トリック」に出てくるようなオカルティックな儀式が残っているとネットではイメージされがちだが、
前者はともかく、後者のような不気味な儀式は全く存在しない。
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電車で気軽に移動できる
田舎だと、「○○に行きたい」なら、1時間に4本あるかないかの電車*1にあわせて車を出すほどの大仕事になるが、都会だと待たなくても電車はひっきりなしに走っている。
まるでタクシーだ!
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人が多い!
田舎だと、特に市街地から離れた田園風景あふれるような場所で出会うのは、運送業か農協、怪しげなセールスマン*2を除けば野良着の年寄りだけだが、東京のような都会だと様々な格好した老若男女と出会う。
秋葉原なんか、コスプレ姿で歩くカップルまでいた程。
ただ人の多さに疲れ果ててしまった。
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イベントが沢山!
田舎のイベントといえば、スーパーの安売り*3か公民館の発表会ぐらいだが、東京(というより関東地方)に出向けば、書ききれないほどの楽しそうなイベントが山のようにある。
だがワイドショーで東京○区で△△というイベントが~と取り上げるのを見ていると、まるで
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…
のように感じてしまう。
やっぱり田舎がすき
古い童話、「イソップ物語」の中に「田舎のネズミと町のネズミ」という話がある。
田舎のネズミが町のネズミに招待されて町に出たのはいいが、やっぱり田舎がいいと帰る話だ。詳細はリンク先をどうぞ。
午後の新幹線に揺られながら筆者は、「俺は田舎のネズミだな」と悟った。
はてなでは、この記事のように、都会においでよ!という話をよく目にしたが、2泊3日で遊びに行くぐらいが自分にはちょうどいいかな…と思った。